My first MOTORCYCLE

2012年01月16日 08:00

はじめてのオートバイ
前にも話をしましたが、私のオートバイへの目覚めはヤマハのオートバイが主役のレースマンガや映画から。そんな事もあり実際の免許証が取得できる前まではTZRやRZが欲しくてたまらなかったのです。

Honda NSR250 ex-Dominique Sarron
Photo by Jano2106

80年代は空前のレーサーレプリカブームでした。YAMAHAとHONDAとSUZUKIはGrandPrixで互いにしのぎを削り、250ccの2ストロークバイク市場でも年々その戦いを激化していきました。
レースのテレビ放送を、当時やっと我が家に導入されたビデオに録画して何度も何度も観たものです。同時にオートバイ誌などをまさしく穴があくほど熟読して「やはり88NSRが最速なんだろうけど、TZRでなんとなするには・・・」なんて妄想を働かせていました。

カワサキ ゼファー400

しかし、そんなレプリカ戦争を尻目にカワサキから発表された1台に目が釘付けになりました。それがゼファーです。レプリカのカウンターとして生まれたネイキッドバイクブームの産声でした。ホンダのCB-1やスズキのバンディットなどのモデルがそれに当たりますが、ゼファーのZの流れを組む由緒正しき日本的漢のスタイルに惚れ惚れしました。

そこから私の研究テーマは空冷4発になります。何せ免許の取得できない中学生ですからその研究の情熱は凄まじかった。毎日本屋へ行っては参考文献(笑)を立ち読みしたもんです。

1982 KAWASAKI Z400GP
KAWASAKI Z400GP

研究していくうちに、このような考えに至りました。空冷4発を懐古趣味として復活させたゼファーも悪くはないが、それうよりは本気で性能を追求していた熱い時代のモデルに乗りたいと。そこで予算的に白羽の矢を立てたのがKAWASAKIのZ400GPだったのです。手に入れた時は絶版旧車だと思っていたけど、10年くらいしか経ってなかったんだな。

本当はFXが欲しかったのですが、当時から高くてね。モノショックやサイドカバーの雰囲気や角目ヘッドライトにセパレートのアップハンドルは好みじゃなかったけど、1982年の鈴鹿4時間耐久で優勝などの輝かしい戦績がそれらを補いました。

はじめてのツーリングも、はじめてのカスタムも、はじめての事故も、はじめての彼女とタンデムも、はじめての盗難も・・・大型免許を取得するまでの7年間。いろんなはじめてを体験させてくれたオートバイです。

オートバイを手に入れたとき。それは同時に「自由」を手に入れたとき。これは大袈裟じゃなくて、好きな時に海を見に行けるんだ!ってドラマの見過ぎかもしれないけど本当に思ったんだよな。

Jr


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