2012年02月07日 08:00

このプラットフォームはエンジンマウント周辺以外は柔軟に寸法を変える事によって、時期モデルの「ゴルフ」を筆頭に小さい「ポロ」から「パサート」まで9車種に利用可能。その他にもアウディーやシュコダ、セアトにももちろん流用されます。

搭載パワーユニットもガソリンエンジンからディーゼルエンジンにLPGやEVなども対応。ユーザーにとっては、小さなポロを買っても、パサートの品質を満たすしっかりとしたプラットフォームのクルマに乗れる事で満足感を得られるのかな。排気量や馬力やステイタスでクルマを選ぶのではなく、本当に自分に合ったクルマを選ぶ。小さなクルマだから安くて作りも甘いって事にならない感じがしませんか?メーカー側にもコストダウンだけ考えても大きなメリットがあるのは言わずもがな。わかりやすいなー。
VWがこれをやるのは当たり前なんですよね。古いクルマが好きな方ならピンと来るでしょ?

Photo by Aircooledbenny
そうビートルです。国民車としてヒトラーの命でポルシェ博士が開発したあの大衆車です。本格的な量産を前に戦争が始まってしまい、その国民車は軍用車として走り出します。

Photo by _DaveAdams
それが簡単に出来たのがこの広告でもわかるように、ドライブトレーンを搭載したシャーシの上にセミ・モノコックボディーがボルトオンしてある構造だからです。トーションバー式のサスペンションを持つ初期のビートルであれば足回りまでキレイにシャーシ側に残ります。

Photo by route9autos.co.uk

Photo by roger4336
この汎用性の高いプラットフォームをベースにタイプ2から4やカルマンギヤなども作られました。更にビートルをベーストにバックヤードビルダーは様々なクルマを製作できたんですね。

デューンバギーもアメリカ市場獲得の為にビートルをベースに作られた派生車ですよね。バハバグには憧れたなぁー。

MY FIRST BEETLE
こうやって記事を書きながら写真を見ていると魅力的なビートルと兄弟達が沢山出てきてどれを掲載するか迷ってしまいました。またいつか乗ってみたいな。
Jr

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