モパー好きはモパー好き 2/2

2012年03月15日 08:00

昨日の続きです。

軟派なスペシャリティーカーだったはずが・・・
さくらモーニングクルーズでもお馴染みのダッジ・チャージャー。Jrの同級生がドライブするこの車は映画「ワイルドスピード」にも登場する硬派なマッスルカーです。

1970 Dodge Charger R/T
1970 Dodge Charger R/T

最初にチャージャーの名前が使われたのが1964年に発表されたSFチックなロードスターのショーモデル。

1964 Dodge Charger Concept
1964 Dodge Charger Roadster Concept Car
Photo by Auto Clasico

翌年にはスタイリッシュな2ドアクーペスタイルにデザインされたチャージャー2を発表。1965年から販売されました。メーカーの意図とししてはコロネット等のスパルタンなレーシングベースカーではなく、いわゆるデートカー的なスポーツモデルだったのですが、高速化していたレースではその空力的に好ましいスタイルに注目が集まりベースとして使われ始めます。

1966 Dodge Charger 383
1966 Dodge Charger 383
Photo by scott597

その結果、軟派なデートカーは、最もレーシーなクルマへと変わって行くのです。それを決定的にするのが1968年のモデルチェンジで440マグナムエンジンを搭載したR/T(レーストラック)モデルが加わってからです。それがさくらモーニングクルーズにやってくるチャージャーです。当然ストリートへミもオプションで搭載可能でした。しかし440マグナムは実用域では426ストリートへミよりもパワフルでチューン次第ではレースでの使用も堪える実践的なエンジンであったことからモパー史上でも名機と讃えられているエンジンになりました。(ちなみに出力は375HP)

1970 Dodge Charger R/T

このチャージャーの空力に更に磨きをかけたモデルが後に発表されます。それがチャージャー500デイトナです。

Dodge Charger 500 Daytona
1969-dodge-charger-daytona.jpg

日本では同じ手法で作られたロードランナー・スーパーバードの方が有名ですよね。私もスーパーバードは見た事があります。

Plymouth Roadrunner Superbird
Wellborn Muscle Car Museum Alexander City Alabama
Photo by legendarycollectorcars

FRP製の延長ノーズとアルミ製の大きなウイングを装備したデイトナ(スーパーバード)。実車のチャージャーを見た事がある方なら想像できると思いますが、かなりながーーーーいクルマになりました。このボディーは伊達ではなく初めてストックカーとして200mph(321.9km)を突破したクルマとなりました。ここで1つの究極に達したと言ってもいいでしょう。

Dodge Challenger
Dodge

本当は私の好きな小型大衆車ダートや映画でも活躍したチャレンジャーに最近一番馴染みがあるヴァイパーの話なんかもあるのですがまた別の機会に。

Dodge Dart
identity crisis gasser
Photo by willpt2001

その後、オイルショックや厳しくなる排気ガス規制によってマッスルカーは牙を抜かれていきます。日本車の台頭も無関係ではないでしょう。

今ではクライスラーってどんなイメージがあるのでしょうか?その後買収したAMCから引き継いだJeepブランドがピンと来るのかな?チェロキーとかね。それに、ちょっと前だとアメリカンミニバンのパイオニアであるボイジャーなんかも思い浮かぶ人がいるでしょう。でもそれは、経営が立ち行かなくなって、その時にフォードを追い出されたアイアコッカがやってきて再構築したクライスラーです。

Dodge Viper
ALMS_LS_2007-03
Photo by SenebDesign

元々は(今もかな)、残念ながらFordとGMに大きく水をあけられていたアメリカの第三のメーカーで、だからこそ開発を集中する必要があり、それが結果的にマニアに受けた・・・そんなメーカーだと私は思っています。
意図したか否かは別として、ヘミエンジンを代名詞にハイパフォーマンスカーを集中して売った事によって一時期の成功を手に入れた事はあきらかです。そして、モパーはアイコンになりブランドになり伝説になりました。

2009 Dodge Challenger SE & Rally
09_dodge_challenger.jpg

アニメのキャラクターを使い、蛍光グリーンやパープルなどを大胆に使ったボデイーカラーに特徴的なストライプなどの派手なマッスルカーもあれば質実剛健なモールレスのセダンに軍事需要で磨かれたヘミヘッドを採用したハイパフォーマンスカーもある。個性豊かで、どれもマニアックなマシン。それが気に入ればモパー以外はダメになってしまう気持も分ります。それが「モパー好きは、モパー好き」と言われる所以なんでしょうね。

1972 Plymouth `Cuda 340
1972 Plymouth `Cuda 340
Photo by Albert S. Bite

最後にちょっと脱線します。実はこれって何かに似ているなーって思っていた事があります。それは日本のオートバイメーカーKAWASAKI。Z1を初めマッハシリーズやGP-ZからZZ-Rに至るまで常に最高速に拘ってアメリカ市場で奮闘していたカワサキがどうしても重なってしまうんですよね。他のメーカーみたいにスクーターなんか作らないし、ビジネスバイクもないでしょ。「カワサキ好きは、カワサキ好き」って違和感ないんじゃないですか?

superbike_kawasaki_21.jpg

事実、私の少ないサンプルではバイクならカワサキが好きって答えたモパー乗りにいました。それは誰かって?言わなくても分りますよね?(笑)

Jr


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