2012年04月03日 10:00

photo by Takahiro Yamamoto
このエンブレムが好きな方は本当に多いですよね。
Nismoフェスティバルや日産のイベントにはこれを目当てに来る人もたくさんいると思います。
僕も日産の工場が市内にあるので、シンパシーはあるんです。
小学校の社会見学でカレーを食べさせてくれた!それが一番大きいかも…(笑)
当時は「マッチのマーチ」を売り出す頃で近藤真彦の人型パネルが置いてありました。
そんなせいか?友達もZやサニー、ブルーバードなど日産ユーザーが多かったです。
男は黙ってニッサン!的な空気がありましたねぇ(笑)
自分にとってGT-Rと言えばハコでもケンメリでもなく、バブルカーの象徴のようなBNR32GT-Rです。

photo by wikipedia
カタログ開くのにドキドキした車は自分の中ではそうないですね。
初めて自分でカタログをもらいに行った最初のMR-2とか…くらいですね。
それにタミヤのラジコンもスケールモデルもミニカーも持っていました。
相当好きな部類です(笑)
当時のエピーソードで、バイト先のガソリンスタンドで先輩が発表日にカタログをもらいに行って、
知り合いに頼んで普通には渡せないないんだがと言われつつわけてもらったと、
誇らしげに持って帰ってきたのを見せてもらいました。
(簡易版でない厚い方のヤツです)
油の手で触るなオマエ!と怒鳴られたのが思い出されます。

それと幼なじみが乗っていた、というのもあるかもしれません。
自分が乗っていた1600NAのロードスターでは到底感じられない加速とG…
大黒PAからのループでどんどん加速していけるのを助手席で感じて
もうコレ車じゃないなと思いました。
R32は7thスカイラインからの肥大化する流れを断ち切って
張りのあるコンパクトなボディを採用した上に、 GT-は16年ぶりに復活して
Rツインターボに6連スロットルにトルクスプリット4WDのアテーサ…

photo by e3lipse
カタログ大好きのスペック厨だったもので目が回りそうでしたね(@_@;)
箱スカからのサーフラインの新解釈とブリスターフェンダー、R30の系譜を感じさせるグリル、
リヤスポも当時からするとかなり大きかったです。

photo by tommye280

photo by by slowcivicse
ホイールもBBS製という噂から大人気で、
GT-Rの純正ホイールは中古市場でしばらく重宝されてましたね。
R32から始まった、というアイテムは結構多いように思います。
今のV35GT-Rは世界販売の方針から「スカイライン」でないのがどうにも残念です。
型式もR始まりでなくV始まりってだけでもう…
前にJrのヘリテイジの話にもありましたが、
車は新しい、かっこ良い、運転して気持ちイイだけでよいの?と感じてます。

photo by skochur
GT-Rにしても速く走るサーキット向けのスペックとしては完成しきっていますが
エンジンに始まって、グリル、フェンダーなど思い入れられる所がほとんど見られない。
丸4灯テールがあるじゃないか!と思いますけど、今やそこら中に丸4灯が溢れています…
V35スカイラインのウィキペディアに、「マニア向けだったそれまでのデザインを一新」と
書かれていました(涙)。
元々日産と言えば無骨で男臭く、車の面構えもいかついけど憎めない、のが個性と思っていました。
そういう部分が好きなフェラーリとは対局にある判官贔屓的なファンの気持ち、
冒頭に述べたたくさんの好きな人たちの気持ちはどこに持って行けばいいんですかね?
余談ですが、今年で社会人になって20年が経つのですが、R32もそれくらい経っているんですね。
ビートといいロードスターといい、今見てもバブルカーは色褪せてなく見えます。

当時クラウンやマーク2は月産2万台を超えていましたが、その年式の車は見かけることは稀です。
ロードスターの中古車はそれこそそこら中にあるように見えて、
欲しい人にはかなりお得に入手できて、車の楽しさを手軽にしてくれていますよね。
数が売れない、利益の少ないと言われている車が印象として生き残るのは皮肉なものですねえ。
というわけで愛しのR32GT-Rも旧車の仲間入りがあっという間に近づいて来ます。
48的な楽しみ方を当てはめるのに、60~70年台のアメリカンレーシングを参考にしました。

photo by jens.lilienthal
ボディパネルを活かした塗り分けというと、やはりアメリカ人のセンスを見習いたいですところですね。
ネタはこのブログにたくさんあります(笑)
スカイラインは伝統的にリアフェンダーのサーフラインが特徴ですし。
と、すんごく前置きが長くなりましたけど(苦笑)ストックカー仕様GT-Rで妄想。

ベタな感じも。

ヘルメットにも言えますけど、スッキリわかりやすいカラーリングやラインは
元々の意図である走って来る姿が見分けやすいという事に忠実です。
センス良く楽しく、単なる懐古調でなくちょっとだけチャレンジを!がテーマですね。

走り屋でもレーシングカーでもない、自分だけのヘリテイジができると思いますよ。
ウチのドイツ大衆ミニバンも、次回のさくらにはラインを入れて出撃します!(笑)
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