日本人的カンカク

2012年04月04日 15:41

前回の記事でもお知らせしたように、今回のさくらモーニングクルーズVol.17には英国にお住まいのお二人が参加してくれました。サンダー氏はオランダの出身でスコットランドの美術系大学に通う学生さん。専攻外のようですがカメラとクルマが好きで写真を撮影しては気に入った写真をシルクスクリーンにプリントしているとの事でした。(サンダー氏WebSite

1985-1990 DAIHATSU MIRA Walk Through Van

被写体はガレージや朽ち果てたクルマ。このブログでも紹介した事がありますが、フリッカーにもそんなクルマばかりを集めたグループがあります。グループの名前はAbandoned Cars(捨てられたクルマ)やRusty Old Car(さびた古い車)。

Rusty Old Japanese Car

草むらのヒーロー
日本ではそんなクルマを「草むらのヒーロー」なんて呼んでいます。元々は雑誌の企画タイトルでそれが一般呼称になったようですが、日本人にはとてもシックリとくる名前だったんでしょう。私もその雑誌は読んだ事がなかったのですが、その名前だけは聞いた瞬間に腑に落ちて覚えてしまいました。すごく情緒的でステキですよね。平家物語の「盛者必衰の理をあらわす おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし」なんて一文が浮かんできます。

AC COBRA 427 Replica

外国の愛好家もそんな想いがあるからこのような被写体を選ぶ人が多いのだと思いますが、その朽ちたクルマを表す言葉を直接的な表現に止めずに、情緒的に「草むらのヒーロー」なんて呼び、皆で簡単に同意できるのは日本人の特異性なんだろうなと思います。

VW Camping Car

「閑さや 岩にしみ入 蝉の声」や「古池や 蛙飛び込む 水の音」。松尾芭蕉の俳句を外国人に想像させると日本人とは全然違う感覚なんだとわかる・・・なんてエピソードありますもんね。

草ヒロ写真を撮りながら、日本人で良かった!って思えました。

Jr


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コメント

  1. バオヤッキー | URL | J8TxtOA.

    wabiとsabiの世界ですね。

    まさに日本の心・・・ん?

    そう言う話じゃない?

  2. 48PRODUCT管理人「Jr」 | URL | -

    バオヤッキーさん

    それです、それ。その表現を使わずにもったいぶっただけです(苦笑)

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