技術とデザインで越えろ!

2012年04月25日 08:00

北京ショーが開幕して世界中のメーカーが新型車を発表していますね。いまや、アジア、いや世界の最重要マーケットですから東京モーターショーとの規模の違いを嘆いていても仕方がありません。

日本のメーカーも次回のモデルチェンジの方向性を探るべきスタディーモデルをいくつ発表しています。個人的には、まだワクワクするような提案は見つかっていません・・・なんか押し出しが強い車ばかりで疲れちゃうなぁー。エモーショナルなボディーラインに大きく印象的なグリルと切れ上がったヘッドライト・・・もうお腹がいっぱいなので勘弁して下さい。嫌いではありませんが、それだけでは・・・。まぁ、そんな肉食系なデザインが売れる時代なんですかね。

規制による変化
1974 Chevrolet Camaro Z28 Type LT (4 of 7)
Photo by myoldpostcards

時代のトレンドや今では簡単に数値化できる空気抵抗値などを基に線を引いて行くと同じようなカタチになるのかな?なんて思いますが、それ以外の要因として法律による規制もあるんですよね。写真は1974年式のシボレー・カマロです。5マイルバンパーを装着した最初のモデルになります。同年にアメリカで施行された法律によって時速5マイル以下で衝突した際に機関や電装などに損傷がないように、衝撃を吸収し、その後復元するようなバンパーを装備する事が義務づけられました。

1973 Camaro Z28
Photo by carphoto

前年の73年式はこんな感じです。まぁ、カタチはそれぞれ好みなのでどちらが優れているかは判断に任せますが、オーバーハング先端に重いバンパーが付いた事により動力性能にも影響を及ぼしてしまいました。5マイルバンパーありきで設計されてからは、そんな極端な弊害はなくなっていきますけどね。(オイルショックの影響もありエンジン出力も低下するのでこの頃のスポーツカーに人気がない事も一応付け加えておきます)

現在の5マイルバンパー!?
2012 LEXUS GS450h

現在クルマのカタチに影響を及ぼしている法律に「歩行者頭部保護基準」があると思います。簡単に言うとクルマが歩行者にぶつかった時の衝撃を緩衝してやろうって事です。これをクリアする為の一つの方法としてボンネットの高さを上げてとエンジンの隙間を多く確保するようになったんですね。すると、なんだか分厚いクルマに仕上がるんです。詳しくはコチラへ。

※ 頭部保護はクルマが分厚くなる要因の一つでしかないので誤解のないように。空気抵抗低減などもあります。

もちろん5マイルバンパーの不細工さを設計・デザインでカバーしたように様々な技術革新やアイデアが生まれています。ボンネットの構造や材質を変更する事により衝撃を吸収したり、VOLVOは歩行者用エアバッグ開発しました。

SUBARU BRZ

新しいハチロク(BRZ)はボンネットを比較的低く抑える事を狙ってデザインされたようです。スバルとの共同開発により重心の低い水平対向エンジンを採用した事がデザインとして現れた部分ですね。

全長との比率もあるので、なかなか低く抑えたボンネットに見えない部分が残念ではありますが、そうやって意識して設計されていると知ってちょっと安心しました。やっぱりスポーツカーなら低くないと。足を投げ出して乗る乗車姿勢じゃないと雰囲気が出ません。

ISUZU 117XE Coupe

スポーツカーだけじゃなくてさ、繊細で優雅なクーペやオープンカーだって見てみたいな。水平対向エンジンがなくったって、レイアウトに自由度が高いパワーユニットはあるでしょ?

そう、電気モーターとかね。

Jr


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