理由は?

2012年07月11日 08:00

毎日、熱い戦いが繰り広げられている「ツール・ド・フランス」。初日のプロローグから先日の第7ステージまで総合トップタイムの証「マイヨ・ジョーヌ」を着用してたのはファビアン・カンチェラーラ。彼の経歴は自転車ロードレースファンなら誰もが知るところ。

ざっと挙げても世界選手権のタイムトライアル4度の優勝。北京オリンピックタイムトライアルでゴールド。北京のロードレースではシルバー。クラシックの女王、北の地獄とも形容されるタフなレース「パリ~ルーベ」や厳しい石畳を走破する「ツール・デ・フランドル」などの勝利や「ツール・ド・フランス」でもステージ9勝を誇ります。その他、「スイス選手権」や「ミラノ~サンレモ」など普通の選手であればこの中の1つでも勝ち取ることができれば大きな勲章として選手生活を終える事ができるほどのものです。

trek_srm.jpg
レディオシャック・ニッサン・トレックホームページより

彼のチームのバイクにはシマノの部品が供給されています。シマノと言えば変速機な訳ですが、今やその変速装置も電動の時代。毎日、200km前後を走り、その間に選手は何度変速動作を行うか?それを毎日繰り返す訳でワイヤーを引っ張る操作がボタン操作に変わる事は大きなメリットになりました。また、ボタンの位置は複数箇所に設定出来るのもポイント。山を上る時に握るポジションに一つと平地で空気抵抗を減らして走る時に握る場所に一つなど、姿勢を変える事なくシフト操作が可能になりました。細かいトリム調整もモーターが勝手にしてくれるので抵抗も少なくなります。と、まぁ、これ以上にメリットがたくさんあるんですよ。その証拠に多くの選手が今年は電動変速機を使っています。(詳しくはシクロワイヤード「シマノが挑むツール 勝利を目指す選手達」へ)

shimanodi2felt.jpg
シクロワイヤードより

そんな良い事だらけの電動変速機ですが、このカンチェラーラは使ってません。何故かって?彼は昨年こう言っていたそうです。

「ワイヤー式の方がギアが入ったとき気持がいいから」

世界最高峰の舞台で、遊びではなく戦っている、それで飯を食っている、その中でもレジェンドの域に達している選手がワイヤー式の方がフィーリングがいいから電動は使わないと言ってるんです。
もちろん彼くらいの選手にならないとスポンサーから供給される最新機種を断る事が出来ないって話もあるんでしょうけどね。

AC COBLA

「オープンカーって暑くないんですか?」
「暑いけど、木陰に入った時は気持いいよ。」

「マニュアルって渋滞面倒じゃないですか?」
「うーん、そうだね。でも峠じゃ楽しいんだ。」

VW BUS

「古いクルマって壊れないんですか?」
「機械だからね。構造は単純だからちゃんと修理出来るよ」

Hips

「燃費悪くないんですか?」
「悪いよ(苦笑)でもアクセル踏むと気持がいいんだ!」

Mustang Mach1

「大きくて狭い道は大変じゃないですか?」
「通らなきゃいいんじゃない?伸びやかでカッコイイと思わない?」

他にも「クーラーがない!?」とか「2人しか乗れない!?」、「いくらするんだ!?」などなど素朴な疑問をぶつけられる事が多々あります。「ソースは?」「データは?」「裏付けは?」なんて言われる事もあるのかもしれませんが、そんな理性的な話じゃなくって・・・

「好きだから」「カッコいいいから」「楽しいから」

で十分ですよね。だって好きなんだもん。だから、何か聞かれたらどうどうと言ってやりましょう。「こっちのがかっこいいでしょ?」ってね。

Jr


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コメント

  1. JARA | URL | hemLMyTg

    趣味の世界では

    「かみ合わない話はハナからしない」

    って決めてますw

  2. ブログ管理人「Jr」 | URL | -

    JARAさん

    懸命な判断ですね。

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