ライフスタイルとクルマ

2012年09月04日 08:00

Lords of Dogtown
「デイズ・オブ・サンダー」と一緒に借りて来たのが「ロード・オブ・ドッグタウン」。カリフォルニア州ベニスビーチ。喰うか?喰われるか?(dog eat dog)貧しいDOG TOWNと呼ばれる街を舞台にスケートボードのスタイルを確立して行ったZ-BOYS。そのはじまりから、それぞれの道への旅立ちを実話を元に描いています。

poolride.jpg

スケボーやサーフィンに詳しくなくても広角レンズで撮影された写真とロゴマークを見た事ありませんか?恐らく高校時代くらいにスケーターファッションが流行って、雑誌で見たのが最初かな?最初は「どこで滑ってるの?」と思いましたが、水の入っていないプールなんですね。アメリカの地域によって家にはプールって結構ポピュラーな存在。ちょうど、このムーブメントが起きた時代に水不足でカリフォルニアのプールはカラカラだったようです。そこに目を付けた彼らがスケートボードで滑ってみた・・・と。元々、サーフィンをしていた彼らにとって平らな路面は穏やかな海と同じで、ビッグウェーブを求めるのは必然だったんでしょうね。
しかしアメリカのプールの形状って四角じゃないんですね。水が少なくて済むとか理由があるのかな?

彼らのサーフィンに行く足は・・・

Volkswagen Campmobile Type2
VW BUS

いい波が来たとなれば、仕事を放り出してビーチへ繰り出します。劇中では後期型のキャンパーでしたね。時代設定は70年代中頃。ホンダ・シビック以前のアメリカには空冷フラット4のエンジン音が至る所で聞こえて来たんでしょうね。

1949 Cadillac Series 62
1949 Cadillac Series 62 - green - rvl
Photo by Rex Gray

チームの兄貴的存在のメンバーはサーフショップを経営。そんな彼はキレイな水色のキャデラックに乗っています。1949年式ですから戦後デザインの最初になります。戦前デザインの最終年となったヨンパチ・フリートラインと比べるとボンネットは低くなっているのがわかりますね。次第にフェンダーとボンネットの高さが近くなり、55年にはこんな風になります。

1964 Chevrolet Impala
1964 Chevrolet Impala SS Hardtop (Custom)
Photo by Jack_Snell

スケートボードの大会へはキャデラックとこのインパラで向かいました。どちらもお揃いの薄いブルーのメタリックでカリフォルニアの太陽が反射して輝いていました。キャデラックもこのインパラもお約束通りのチョイスですが決まってたな。ちなみにこの64年式のインパラはローライダーの兄貴達にも絶大なる支持を得ている超人気車種です。クリーンなボディーラインとSS(スーパースポーツ)が設定されていて、コンバーチブルもあり。更にハードトップの形状もファントムトップ(レザーを貼ってコンバーチブルが幌をしたような雰囲気にします。骨の凹凸を造ったりもするんですよ)が決まるラインなんですよね。個人的にはストックカーレーサー風に仕上げる方がカッコイイと思うんですけどね。

1972 Volkswagen Squareback
Cumbria VAG 2011 Show
Photo by

基本的には貧困層の住む地域なので少年達の足はスケートボード。でもひとりだけバイトをしてクルマを所有している少年がいます。彼の愛車はこのType-3でした。十分に贅沢な気がしますが、安いオンボロ車だったんでしょうね。

1975 Alfa Romeo Alfetta GT
1975 Alfa Romeo Alfetta GT - HM2316
Photo by phil1066_nz

Type-3に乗っていた彼がスケートボードで成功を掴んだ後に乗っていたのがこのアルファロメオです。金銭的にも恵まれている事をクルマを使って表現してくれるとわかりやすい。そこでリンカーンやキャデラックじゃない所が彼のキャラクターを表しているようでピッタリなチョイスだと思いました。

他のメンバーもビッグマネーを手にするのですが、そっちはロールスロイスのリムジンでしたからね。その対比が面白かったな。

ライフスタイル
日本で人気のある野球やサッカー、ゴルフなんかでは、生活にそれが見えてくる事が少ない気がします。しかし、サーフィンやスケートボード、スノーボードなんかは、その世界観がライフスタイルに現れる事が珍しくありません。釣りや自転車やキャンプが好きな人もそのライフスタイルをクルマに上手く反映させて演出されている人も多いかな。そうなると、それに似合ったクルマなんかも想像がしやすくなりますよね。

出社前にいい風が吹いていれば、2シーターオープンスポーツカーの助手席にサーフボードを無造作に押し込んでお気に入りのポイントへ向かう・・・海のない埼玉県人には憧れのシーンだったりします。その変わりと言ってはなんですが、スノーボードにはかなりハマっていた時期があるんですけどね・・・でも気がついたんです。山も遠いいじゃんって(苦笑)

それはさておき、この映画もキャラクターや場面と出てくるクルマのチョイスが絶妙でちゃんと納得ができました。やっぱりドライバーとのマッチングって大事。自分に似合うクルマってなんだろうなぁー?

Jr


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コメント

  1. バオヤッキー | URL | mQop/nM.

    正直に告白します。僕、海の無い県に住むのは初めてです。産まれは京都、そして福岡、社会人になってからは東京、茨城、台湾と住んできました。ですが、埼玉県、海無いっすね、こんなに寂しいもんかと実感しています。

  2. ブログ管理人「Jr」 | URL | -

    バオヤッキーさん

    うーん、そうなのかもしれませんね。物心ついた時から海のないのが当たり前だと何とも思いませんけどね。でもね、山も海も身近じゃないと、それに触れた時の感動は凄いんですよ。

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