クラウンが日本代表ならアメリカ代表は・・・

2012年12月27日 08:00

新型クラウンがいろんな意味で話題になっていますね。86もそうですが、新型車の発表が世間を賑わすこと自体が珍しくなってきた事でもあり嬉しく思います。

reborncrown_pink.jpg
トヨタ自動車より

昨日の記事では週末に見てきた007Skyfallにちょっと無理矢理比較しつつ新しいクラウンってどうなんだろうって事を書きましたが、ピンク色のクラウンを見て真っ先に思い浮かべたのはやっぱり・・・林家ぺー・パー子 キャデラックです。

Pink Cadillac
1955 Cadillac 2-Door Coupe in Pink
Photo by dorsetbays

ピンクのキャデラックと言えばどんなのを連想しますか?エルビス・プレスリーの愛車は1955年式のピンクキャデラックでした。まさに50’sなパステルピンクですね。市松模様とかモスグリーンや水色なんかと同じくピンクもこの頃に流行った色ですね。

Pink and White Cadillac convertibles 1959
Photo by Susie's Cakes (the baking bug's back!)

もう一台思い浮かべるのが1959年のピンクキャデラック。こちらは映画のタイトルもそのまま「Pink Cadillac」で使われたクルマです。今ではシリアス一辺倒な頑固オヤジの代表でもあるイーストウッドもおバカなコメディーをやってたんですよね。公開当時に観たはずですがストーリーは全く覚えていませんけど。この’59年キャデラックが出て来る映画がもう一本あります。個人的にはこっちの方が最初にピンクのキャデラックを印象づけた作品でした。それはチャッカーズ主演の「TAN TANたぬき」です(笑)動画があったのでリンクしておきますね

キャデラックもその生い立ちからアメリカを代表する歴史ある高級車です。その証拠に?こんな重要な外交の場でも登場しました。

pinkcadillac_koizumi.jpg

全長6mにも届く車体とフワフワなサスペンション。アメリカ大陸を走るならこれ以上のクルマはなかったのでしょう。1959年で大きなテールフィンと共に行き着く所まで行った感のある外観ですが、1961年のパリショーではピニンファリーナによってこんなコンセプトモデルが発表されます。

1961 cadillac jacqueline pininfarina
Photo by pontfire

モデル名は時の大統領ジョン・F・ケネディーの奥さん(ファーストレディー)からインスピレーションを受けてそのまま使われています。このまま市販はされませんが、1959年から大きく舵を切る事を訴えたモデルとなりました。

Cadillac DTS Limousine At the Presidential Inaugural Parade 2005
Photo by That Hartford Guy

大統領専用車として使われる傍ら、世界大戦、大恐慌、オイルショックなど様々な時代背景と共にキャデラックも迷走した時期もありました。FF化やダウンサイジング、グループ内車両との共通部品化など上手くいかなかった事もたくさんあります。そしていつしか年寄りの乗るクルマとレッテルを貼られる事になったそうです。

2002 Team Cadillac Northstar

そこから若者達のハートを掴むべく様々なアプローチを続けイメージを回復しつつあるんじゃないでしょうか?元々はキャデラックと言えば市販車初の装備をどんどん取り入れる先進的なクルマだったわけですからね。(スターター・V8・V16・パワステ・ダブルウィッシュボーン独立懸架など)

Cadillac CTS-V Coupe

ニュルでセダン最速ラップを叩き出す事で走行性能をアピールしたり・・・

Cadillac Escalade

エスカレードの登場もユーザー若返りにかなり大きく貢献したんじゃないですか?

これを見て古くからのオーナーはどう思ってるんでしょうか。眉をひそめている人もいるでしょうけど、好意的に受け止めている人もいるでしょう。クルマはモデルチェンジの度にオーナーと共に歳を取り続けていく事も多いです。日本だとカローラだってそうですね。高齢者率はかなり高いでしょう。でも、どっかでシフトしないとそのモデルも死んでしまう・・・それなら大胆に舵を切ろうって所なのかな?と考えます。

問題は舵の切り方。せっかく造り上げてきた、いや育ててもらったブランドのイメージを抽象化して継承すれば、思い切ったモデルチェンジも必然と思える・・・それが理想かな。

「なんだ、乗ってみたらやっぱりクラウンだった・・・」

ってね。

Jr


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