Austin Healey Sprite Mk1 PART-1

2010年10月22日 08:00

過不足のない車
通称「カニ目」外国では「フロッグアイ」と呼ばれるそれは、生き物に例えられるファニーな顔つきと相まって、一目見れば誰もが笑顔になってしまうクルマだろう。フリートラインの隣に並べると、ひときわ小ぶりなボディーが何とも愛らしい。

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今から7年ほど前、僕のところにきた2代目のクラシックカーです。パワフルな米車もいいけど、歳をとると枯れてきて、地味だと思っていた英国車に、そこはかとない魅力の深さとを感じます。何故でしょうか?僕らの遺伝子の中に埋め込まれた、「詫び寂び」に通じる美学を感じるのです。

履歴
僕の所にやって来たカニ目は、生まれはイギリス。育ちはオーストラリア、そして広島で多感な人生(多分)を送って後、埼玉は知人のガレージに来ました。

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しばらくはOFCCのミーティングで一緒に遊ぶご縁だったのですが、「英国のライトウエートスポーツカーもいいなぁー」と、念を送っていたら、何とオーナーから「どう?乗ってみる?」ってお誘い。一も二もなく購入!今に至ります。(相当プロセスを省略していますが 笑)

素情
どうも広島では相当ヤンチャをしていたようです。ハイカムを組み込み、キャブはミジェットのそれで吸気効率を上げて、たこ足で排気のバランスをとり、フロントをスタピライザーで固めた程よいライトチューン。その時のオーナーはマツダのエンジニアで、これは勝手な想像ですが、「ミア―タ(ユーノスロードスター)」の開発の参考にしたのだろうと思っています。それだけ初代「ミア―タ」は、カニ目を彷彿させる機敏なスポーツ―の素性を持っていましたね。「人馬一体」というキャッチフレーズがぐっときました。

師匠の言葉
しかし、車の存在があまりにも近かったので、なんと!愚かなことに試乗をしていなかったんですね(爆)。手に入れた当時は、走らないことと言ったら天下一品!やっとの思いで車検を通し、さてそれから、私の師匠である長谷川さんの工場に直行。待つこと1か月。受け取ってびっくり!まあ走るは!走しるは!すごく元気なヤンチャ坊主に様変わり。師匠の一言が胸に迫りました。
「古い車もちゃんと直せば当時の性能の8割は必ず再現できる」って言葉でした。脱帽です。

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初ドライブ
最初の休日は筑波山にドライブ。基本的に小さなエンジンですから非力な感は否めませんが、それでも軽快なフットワークで楽しませてくらました。周辺の林道を見つけては攻め込み、スポーツカーの醍醐味を堪能したものです。

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48の父

つづく


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コメント

  1. バオヤッキー | URL | mQop/nM.

    続くんかい!と思わず突っ込みを入れてしまうくらい、ブログにのめり込んで読んでいました。

    古い車でもチャント整備すればチャント動く。

    当然の事ですが、その当然の事をする事がどんなに難しいか解っている人の言葉で凄く重みを感じますね。

    僕ももっともっと楽しく乗るためには、普段からのメンテナンスを怠らないようにしないと。

  2. ヨンパチ管理人「Jr」 | URL | -

    >バオヤッキーさん

    もったいぶってスイマセン。原稿が遅れてるもんで・・・(苦笑)
    続きは火曜日更新予定です。乞うご期待!


    当たり前の事を当たり前にやるって、簡単そうで難しいですよね。

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