2013年01月10日 08:00
GMもそうですが、家電メーカーの見本市に自動車メーカーの参加が増えている所が時代ですね。こちらも話題になっていますが、トヨタは自動車の自動運転のデモンストレーションをプレゼンしていましたね。

トヨタ 衝突防止と安全性強化に狙い 自動運転システム車を公開(サンケイビズより)
記事にもありますが、完全な自動運転を目指しているのではなくドライバーの支援をする事を目的としているとの事。スバルの自動緊急ブレーキや日産の自動操舵の延長線上と考えていいのかな?

自動運転と言えばグーグル。「5年以内の実用化を目指す」と発表しました。すでにアメリカでは48万キロの走行試験を実施しているそうです。
自動運転とは違いますが、ホンダ・アコードでクルーズコントロールを使ってドライブした事があります。設定速度以内でコントロールしながら、前方のクルマとの車間距離を一定に保って高速道路を走ったのですが快適でしたね。これと渋滞時の自動運転が備わったら楽だろうなと思いました。事故や渋滞の解消はもちろん、最近事故が増えているお年寄りの運転や障害を持つ方への移動手段としても期待する部分は多いですよね。関係各省庁との調整を速やかに行って主導権をとらないと大変な事になるんだろうな。

Photo by Tom Dubé
グーグルはクルマの開発を行う気はありません。グーグルマップのストリートビュー撮影車だって自動運転のテストだってプリウスなどが使われています。これはクルマがPCやスマートフォンの本体と同じ扱いになっているって事ですよね。本体を作るのが一番偉いのではなくて、いかにコアな技術を持っているか?になるんでしょうね。それがパソコンならOSなのか?ソフトなのか?プロセッサーなのか?

Photo by Dan Wang
電気自動車や自動運転の世界になると、自動車メーカーのノウハウ・・・例えば足廻りのセッティングやステアリングフィールの味付けなどの優位性ってどうなるんでしょうね。ゼロにはならないにしても少なくなるんだろうな。そう考えればどこの自動車メーカーも家電や通信系のショーで積極的に発表して存在感を増して行かなければいけないんでしょうね。
クルマ好きには、なんだか寂しい話に聞こえるかもしれませんが、私はあまり悲観していません。今までだって、そうやって技術革新が行われ新しい楽しみを発見してきたんでしょう。スターターモーターのせいでクランクやキックスタートでエンジンを始動する喜びを味わえないなんて・・・って思ってる人だっているかもしれないし、紙の地図を眺める楽しさを知っている人はナビなんて・・・って思っているでしょう。でも私はキックスタートは好きですけど、紙の地図には戻りたくないです。

自動運転自体に楽しみを見いだすのは難しいかもしれませんが、利便性はすぐに感じられるでしょう。その分、クルマを操る楽しさを純粋に感じられる場もどんどん増えて行って欲しいな。例えば補助金で作った稼働してない空港はソーラーパネル設置もいいけど、トップギアを見習ってサーキットにするなんてどうでしょう?(笑)
Jr

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