Back to the Roots

2013年02月15日 08:00

この写真は1964年日本の風景です。「渋滞が酷く数十メートル進むのに30分かかる・・・」とキャプションが付いていました。オリンピックを控え高度経済成長期を迎えた日本の首都東京をアメリカ人記者は「東京は都市というより、爆発ですね。」と伝えている。

1964oosakicrown.jpg
「ナショナル ジオグラフィックが見た 日本の100年」より

そんな勢いのあった日本を写した当時の写真に目が止まりました。赤丸で囲ったこのクルマ。車種わかりますか?1962年に発売されたトヨペット・クラウンです。クラウンとしては2代目になります。

Toyopet Crown
Photo by Michiel V

このテールランプでわかるでしょ?写真をよく見ると初代クラウンも走っていますね。パーソナルの需要もあったと思いますが、現在と同じようにタクシーとして走っているのも多かったんでしょうね。

1962-1967 TOYOTA CROWN

この頃のクラウンはボディーバリエーションも豊富でカスタム(ワゴン)やマスターライン名のバンやピックアップもありました。

1962-1967 TOYOTA CROWN Pick Up

フロントグリルはトヨタの「T」をモチーフにしたジュラルミン製のグリル。トヨタ自動車を象徴するフラッグシップとしての威圧感もあってカッコイイなぁ。

1962-1967 TOYOPET MASTERLINE

ただ、威圧感があるだけじゃなく、「T」マークをモチーフにしている事が大事なんです。そこに意味があるんです。

1967-1971 TOYOTA CROWN Pick Up  1979-1983 TOYOTA CROWN
左:3代目 右:6代目

残念ながらそのモチーフは3代目には受け継がれなかったんですけど・・・(個人的にはこの3代目の意匠はシャープで大好き)4代目は大不評を買ったいわゆるクジラになって・・・6代目でちょっと「T」モチーフが復活したようにも見えます。

2012 TOYOTA CROWN ATHLETE
ロイヤルは逆さTマークですね・・・

ここで新型のクラウン・アスリートの登場。「21世紀のクジラになるのか!?」と心配していました。私を含め周りの反応とはうらはらに、どうやら順調に売れているとの事。大本営発表じゃなきゃいいけど・・・。
最近の「当初の販売予想台数の○○倍!」ってのは、立ち上がりで各ディーラーに供給するだけでいっちゃうんじゃないか?とか・・・まぁ、いいか。
全部が空力などの理詰めになるのもつまらないし、インパクトは大事だと思います。でもフラッグシップがびっくり箱程度のベロベロバーじゃ許されませんよ。それは新しい、例えばマークXとかに任せておけばいいのに。まだ開発者のインタビューなんかを読んでも腑に落ちないんですよね。クラウンが歩んで来た歴史はそう簡単に他のクルマに真似はできないのだから・・・。

是非、迷走した挙げ句にルーツを立ち返るような展開になってくれたら嬉しいなと思います。少々違和感あっても意味があれば馴染もうと努力しますよ。Alfa Romeo 147だって最初はびっくりしませんでした?

ターゲットユーザーではない個人の勝手な戯れ言だと思って許して下さいね(笑)

Jr


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