2010年10月27日 08:00
僕のガレージには、最初フリートラインが住んでいたのですが、6坪のガレージにはあまりにも、いっぱい、いっぱいで、カニ目の本拠地になったのは必然です。今は時々Jrの所に住んでいるケータハムと入れ替えるのですが、これが全く雰囲気的に似合わない(笑)。
たまにJrのガレージへ・・・しかし散らかってますね(苦笑)
もともと世田谷モータースをコンセプトにガレージの内装を計画したのですから、当たり前と言えば当たり前です。ここで、たまにOFCCの仲間たちと、クルマを肴に一杯やるのが至福の時間です。
カニ目の顔立ち
ボディーから飛び出した愛嬌のあるヘッドライトが、まるで蟹のようで、ラジエターグリルが笑った口に見えるのと相まって、何とも言えない笑顔に見えます。気分の滅入ったときも、ガレージでこの顔を見ると、思わず口元が緩み、ちょっと癒されます。ヘッドライトが丸い時代は、なんとなくみんな人懐っこい顔をしていたのですが、灯火装置の進化によって、最近はみんな吊り目で人相の悪い顔立ちになってしまい、ちょっと寂しいですね。
あの車は「いい顔してるネ」なんてよくいいますが、人間は本能的にさまざまなものに「人の顔を発見」する習性があるようです。かなり前に話題になった人面魚なんて、そのいい例で無理やり人の顔に見立てます。これは生物の本能なのだということを、心理学者から聞いたことがあります。お気に入りのゴルフクラブのヘッドを見て、「飛びそうな顔をしてるね!」なんて、いささか強引ですが真理ですね。
顔のデザイン
デザイナーは積極的にその習性を利用してクルマの顔をデザインします。女性が乗るコンパクトカーには、可愛らしいファンな顔を、スポーティーカーには機敏な表情をデザインします。
SUZUKI MRワゴン
ロールスロイスやベントレーは威厳のある顔立ちです。あなたは、どんな車のどんな顔が好きですか?教えてください。
ロールスロイスファントム
面白い事例ではホンダのシニアカー(電動カート)の顔です。これはかなり確信犯的に「顔」のデザインをしています。3年ほど前にグッドデザイン賞をとりました。
HONDA モンパル ML200
歩道を走行するので人との共存を図るために、近づいてくるシニアカーが、その存在を歩行者に知らせる好ましい“表情”を研究したようです。言われてみれば、ウルトラマンのような顔つきをしていて、確かに「おや!前から変な奴がくるぞ!気をつけろ」って合図を送っているようですね(笑)。
審査委員の間でこんなジュークが囁かれたことも思いだしました。
・・・カブでバイクを覚え、Nッコロ(N360)で車デビュー、S6でレースをかじり、その間いろいろあって、最後はステップワゴンで孫のお守の乳母車。って思っていたけど、実は車道楽の最終仕上げは、Hマークのついたシニアカーってか!ホンダファンのゴールができたってわけだ(爆)。きついジョークですよね。
あれ?ボクの話は・・・
たまに脱線しながらまだまだ続きます(苦笑)
48の父
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