The Place Beyond the Pines

2013年06月13日 08:00

訳の分からない邦題が付けられる事に憤りを感じている私。過去に「Shooting Dogs」って映画が「ルワンダの涙」に変わったのとか本当に納得がいかなかったわけですよ。なんかほっこり感動作みたいな風情で。察しの通り大虐殺の話なのにね。そんな事もあって向こうのタイトルそのままで公開したのはエライ!って思ったんだけど題名が長くて覚えられないっていう事態に追い込まれています(苦笑)

「The Place Beyond the Pines/宿命」
PLACE BEYOND THE PINES
Photo by Ma_Co2013

松林の向こう側って意味。ニューヨーク州のある街を差しているそうです。移動遊園地のバイクスタントマン「ハンサム・ルーク」はある街で自分の子供がいた事を知り、その子供と母親の為に生きようとスタントを辞めてその街に留まります。

SUZUKI DR-Z400
drz400.jpg

ルークがスタントの時にも使っていた、彼曰く"家族"のひとり。オフロードバイクは専門外なのでなかなか難しかったのですが、ヘッドライトバイザーの形状で個体判別できました。最近のオフロードバイクはシュッとしていますが、その印象は燃料タンクとラジエーターファンシェラウドのカタチによる所が大きいかと。そのシェラウドを外しているのでちょっとくたびれた感じが出ていました。この家族はある犯罪の道具になるのですが、その際には黒くセルフペイントします。ウエスでマスキングしながらスプレーを拭く姿は、なんか過去の自分を観ているようで懐かしさを覚えました。

HONDA XR650L
xr650l.jpg

"家族"(DR-Z)が殺されて、代わりにいやってきたのがこのXR。劇中のバイクと外装の若干の違いがあって、シートとシートカウルはシャープなレーサー系のものを移植しているのかもしれません。ある犯罪の道具として変わらずに使われるのですが、心の通った家族とは勝手が違いトラブルの連続(エンジンがなかなか始動しない、後輪パンク)。今後の展開に不穏な空気を醸し出します。

どちらも4ストローク単気筒のオフロードバイク。このオートバイの走るシーンがダイナミックに描かれる前半の魅せ場は相当にカッコイイです。あそこまでリアリティーとスピード感があるシーンはなかなかお目にかかれません。ココだけでも1800円払う価値があるでしょう。

HONDA CB450
Honda CB450
Photo by Thomas T.

まだ公開中なのでネタバレに繋がりそうな事は書けませんが、最後に恐らくCB450がでてきます。キック一発でエンジンかけて走り去るシーンはストーリーの中で輝いて見えるシーンのひとつだと思いました。

いわゆるわかりやすいアクション映画ではないのですが、アメリカンニューシネマ的主役と、そこからはじまるストーリーは2時間30分近くある時間を忘れさせてくれましたよ。言葉で語らずとも物語を伝える良い映画でした。

Jr


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