2013年07月09日 11:08

&さんのA35に立てかけられた額には何か正式な機関から証明されたような書類が入っていて、そこにしっかりと「5 May 1960」と記してありました。「簡単にネットで手に入るんですよ」とは聞いておりましたが、興味があったのでネットで調べてみました。
Heritage Motor Centre

Photo by irrefutableundeniable
するとヘリテイジモーターセンターに辿り着きました。直訳すると自動車遺産センター。英国の自動車遺産のあれこれを管理してくれているところなんでしょうか英語の不自由な私はGoogle先生に翻訳を頼みましたがわかったような、わからないような・・・(苦笑)そこで、観光に訪れた日本人のウェブサイトを探して読んでみると英国最大の交通博物館で1890年代から今日に至るまでの英国自動車産業の歩みがわかるような車両展示(当時約350台)や1930年代のガレージを再現したような展示、資料などが網羅されているようです。

Photo by Phil Brown
英国車ファンにはお馴染みの聖地なんでしょうね。フリッカーで検索すると、英国が誇るレーシングカーやクラシックカーがたくさん出てきます。普段、さくらモーニングクルーズに参加してくれている車も所蔵されていて、なんだか勝手に誇らしい気分になったり(笑)

Photo by Phil Brown
ウレタンバンパーのMIDGETまであるのか。そっか、そうですよね。マニアには雑な扱われ方をしてるけど見直してあげないと。この辺こそ誰かが手を差し伸べないとどんどん腐っていっちゃうんだろうな。

Photo by Kayleigh
この機関が英国車各メーカーの記録を一括して管理しているって事なんだと思います。ヘリテイジモーターセンターのサイト内ショップからBMIHT Heritage Certificates & Archive Servicesにジャンプ。日本語にするとBMIHT(British Motor Industry Heritage)遺産証明書&アーカイブサービスとなります。ここで希望する証明書の種類を選んで情報を記入し、クレジットカード番号を入力すれば証明書が送られてくるみたい。

証明書にもいろいろ種類がありますね。&さんに伺うと以前はこんなに種類がなかったとの事でした。テクニカルデータ入りや写真入りなどもありどれを選んでだらいいのか迷っちゃいますね。
「・・・と思います」と何とも歯切れの悪い話になってしまい申し訳ない(苦笑)そんな訳でもう少し調べてから自分でちょっと試したいと思います。自分の車の遺産的価値を証明するぞ!とかって事にはあまり興味はありませんが、単純にどの工場でいつ出荷されたってだけでもわかるのって嬉しいじゃないですか。愛車を眺めながら、その当時に想いを馳せる・・・なんてね。ちょっとした額縁に飾ればガレージのディスプレーアイテムとしても逸品だしね。
そんな訳でつづきます。
つづきはコチラ(英国車の遺産証明所取得方法)・・・
Jr

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コメント
brokenbrakes | URL | -
素敵なサービスですね。
僕も興味があります。
続編を楽しみにしています。
( 2013年07月10日 08:43 )
ブログ管理人「Jr」 | URL | -
brokenbreakesさん
メーカーが外国へ買収されたりくっついたりなくなったり・・・それでも、このように記録が残っているってのが素晴らしいですよね。日本のクラシックカー協会とか何やってるんだろ?とか思っちゃいますわ。そこに期待するよりも自動車工業会とかになるのかな?
続編のレポートお待ち下さい!
( 2013年07月10日 15:10 )
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