2013年10月11日 08:00

各メーカーから古き良き時代のボディーデザインを連想させるような新型車が続々と発売されている事からみても、それは多くの支持を集めている証拠です。

クライスラーのプロウラーやPTクルーザー、フォードだとサンダーバードなんかも懐古趣味的なコンセプトモデルを発表し、それが市販化になりました。理由は様々あるんでしょう。特にアメリカの場合は、過去の栄光への思いなんかがあるのかな。余りにもハイテク化した最新自動車は、もう行き着く所まで来てしまい、そこへのアンチテーゼだったのかもしれません。

それより先に日本ではBe-1なんかもありましたね。出現した理由も同じような事だったんでしょう。最初に出すときは、後ろ向きなイメージもあるし、葛藤はあったんじゃないかな。メーカーの仕事としてどうなのか?って。

Photo by DJ - Speedlist.com
アメリカにはこんなのもあります。アイコン社のブロンコです。ブロンコはフォードのクルマ。初代ブロンコはアーリーブロンコとして親しまれていて人気があります。所ジョージさんが黄色のブロンコを乗っていたので知っている人も多いでしょう。

Photo by iBSSR who loves comments on...
ボディーは純正品なのかな。フォードではマスタングやブロンコのボディーを補修部品として販売していますので、きっとそれを使っているのでしょう。ほとんど昔の部品を使う事だってできたはずですが、アイコン社はアルミの削り出しパーツをデザインすることにより、レトロモダンな雰囲気を演出しています。このカチッとし過ぎない削り出し部品のフォルムがいいですね。

Photo by Form Sabi Kimo
Singer 911もその筋では有名ですね。空冷最後の911(964)をベースにナロー時代の雰囲気で仕上げたクルマ。恐ろしい完成度で誰もが心を奪われ、プライスタグを見て落胆する事でしょう。

スーパーセブンだってそうなのかな・・・中身は最新・・・でもないけど(笑)今度発売されるであろう660ccのエンジンを搭載したスーパーセブンなんてひとつの理想かもしれません。庶民の手の届く値段だろうし。
日本車でシンガーの911みたいなクルマを作るとしたら・・・何がいいですかね。外見はクラシックで中身は最新(日常的に気兼ねなしに扱える)のクルマ。

真っ先に頭に浮かんだのは2000GT。レクサスがLFAの工場で作るなんていかがでしょう?きっと庶民には手が届くクルマじゃないけど、なんだか夢はあるじゃないですか。FORDだってGT40作ったしさ。
これに限った事じゃないけど、夢のある発表が東京モーターショーであったらいいですね。
Jr

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