The California Dolls(...All the Marbles)

2013年10月30日 08:00

レイトショーでカリフォルニアドールズを観て来ました。知る人ぞ知る傑作で、ロンゲストヤードで有名な監督ロバート・アルドリッチの遺作でもあります。女子プロレスを題材にしたロードムービで、タッグチームの女子レスラーふたりとそのマネージャー三人がジリ貧の生活から、もがきながら栄光を手にする話です。栄光と言ってもひとときの栄光で、物語としては語られませんが、いろいろ考えるとちょっと苦くもあるストーリーでした。

1968 Cadillac Coupe De Ville
1968 Cadillac Coupe De Ville
Photo by Kenny Harrelson

ロードムービーのお供はこの1968年式のキャデラック。傾いた車高と、盛大に白煙を吐き出しながら走り出すオンボロなクルマでアメリカの西から東、そして西へと走ります。カリフォルニアドールズとは彼女達のタッグチームの名前。その西海岸の明るさを想像させるネーミングは彼女達のルックスにはピッタリなのですが、それとはウラハラにキャデラックが走るのはいつも暗い工業地帯のような風景・・・走っているのにどこにも向かっていない堂々巡りな感覚が、彼女達の心情を表しているんでしょう。

1968 Cadillac Calais
Photo by Dave S

物語の途中でキャデラックを修理します。アメリカ的成功の象徴でもあるキャデラックが調子を取り戻し走り出すと、物語もギアが噛み合い動き出します。ストーリーの結末と乗物の終着点がシンクロして行く・・・これこそがロードムービーの気持良さなんですよね。

この映画にはやっぱりキャデラックしかありえないと思います。そんな風に思えるくらいにポジションを確立しているクルマってそんなに多くはない訳で、欧州車寄りになってしまった現在のキャデラックには考え直して欲しいなぁと思います。

最後に「We want the DOLLS!!!」

Jr


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