2013年11月13日 08:00

CATERHAM SUPER 7やAustin Healey Sprite Mk1でダイレクトなスポーツカーを操る楽しさは十分に満足していたので、Audi TTは私にとって癒しのような・・・そんな小型GTカーです。適度な大きさのカッチリとしたボディーに、ちょうど良いエンジン性能とちょうど良い操作フィーリング。それをトルクコンバーター式オートマチックトランスミッションでイージーに扱え、時にはスポーツモードで一応操作することもできる。iPhoneにお気に入りの音楽を詰め込んで鼻歌まじりでドライブしている時は、まさに至福の時間です。

自転車を積むのが面倒だったり、ドアが大きくて乗り降りが面倒だったり、やっぱりマニュアルだったら・・・など思うときもありますが、それを一台に求めるのは酷な話で、その辺は割り切らないと結局は平均的で面白くないクルマになる訳で、その点では十分に満足しているのです。

先日、近所の片側2車線道路を走っている時の話。左の歩道で自転車に乗った少年が歩行者用の押しボタン信号のボタンを押しました。そして、間髪入れずまだ信号が変わっていないのに横断してきました。私はミラーで後続車がいない事を確認。ブレーキングをしつつ、走行していた左車線から中央寄りの車線に進路変更をして事なきを得ました。特に心拍が上がる訳でもなく、冷静に落ち着いて、通り過ぎる時に自転車の少年の顔を確認する余裕もありました。
ただ、それだけの事ですが、この時に「あぁー、やっぱりちょうど良いクルマだなぁー」とTTへの想いが深まったんですよね。持て余す事のない範囲で十分な動力性能は、安全にもつながります。一般道で普通に運転する限りにおいて、クルマがコントロール下にある事への安心感は格別です。サーキットなら少々やんちゃな方がいいのかもしれませんが、一般道ではそれはストレスになるでしょう。

いろんなモノサシがあってその時々によってクルマへの評価は変わりますが、今の自分にとってあらゆる意味でちょうど良いクルマなのがAudi TTなんでしょうね。
Jr

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