Death Proof

2013年11月15日 16:20

アメリカには"グラインドハウス"と呼ばれる、アクションやバイオレンス、セックスの要素を盛り込んだ安っぽいB級映画を2~3本立てで短期間公開する興行形態の映画館があったそうです。そこでの映画体験を若い人達にも楽しんでもらおうとはじまった企画。2007年に公開された「グラインドハウス」はこの為に撮られた2本の映画と架空の予告編で構成された映画でした。その1本がタランティーノ監督の「デス・プルーフ」。得意の無駄に長い会話と暴力&エロス&カーアクションで最高に楽しめる映画です。

1971 Chevrolet Nova
Cruise-in Season Returns to Hagerstown, MD
Photo by Jerry Edmundson

最悪のサディスト男の乗るノヴァ(劇中のノヴァはマットブラックにボンネットにはドクロですよw)。どこかで女の子に声をかけてはクルマに乗せ、ある方法で殺すのですが・・・。死の男はカースタントマン。出演したマイナーで古い映画の名前を話しての女の子達はわかりません。そして愛車は撮影にも使っていたこのクルマは「デス・プルーフ(耐死仕様)」だと語るのです。危険なスタントシーンからドライバーを守ってくれるクルマですから、その名前は大袈裟ではないでしょう。しかしデス・プルーフなのはドライバーズシートだけでした・・・

1972 Ford Mustang
death-proof-mustang.jpg

シーンは変わります。映画の撮影でオーストラリアからアメリカへ来ていた女性クルー。撮影の合間を利用してクルマを走らせます。ここでもタランティーノお得意の冗長な会話が続きます。その中でこのトリップの目的が語られます。「アメリカの荒野を白いダッジ・チャレンジャーで走りたいの!」、「そう、バニシングポイントのコワルスキーみたいに!」もう、ここでテンションはマックスですよね?(笑)今乗っているマスタングでも最高じゃないか!とは思いましたけど。
こんなチアガールの格好をしているのは撮影の合間だったからって事なんですけど、強引なサービスがまたB級感あっていいんですよね。

1970 Dodge Challenger
1970 Dodge Challenger R/T

個人売買のクルマを試乗させてもうらう口実でついに、ダッジ・チャレンジャー(劇中ではちゃんと白でしたよ)に乗る夢が叶います。ここでバカなスタント乗りをするんですよね。ひとりをボンネットに乗せて疾走するのですが・・・

1969 Dodge Charger
3-20

ここであの男が登場です。今度はマットブラックに塗ったチャージャーで!ホラー映画なんかでもお約束のパターンですが、「若者や女子が調子に乗って騒ぐ」って死亡フラグですよね。そこにアイツが登場した訳ですから・・・!!!

まぁ、難しい話はなしのアメリカンマッスルカーが活躍する映画。フィルムにわざと傷を入れたり音割れをさせたりとギミック満載なのですが、(そこは途中から邪魔に感じたりもするのですが)当時の映画体験に想いを馳せるのもたまにはいいでしょう。同時上映の「プラネット・テラー」はその辺を上手く利用してシーンを飛ばしたりしてたりして面白かったです。フェイク予告映画だったのに好評だったので映画化された「マチェーテ」も加えてポップコーンとコーラを準備してワイワイ観るには最高の映画ですよ。

Jr


blogランキング参加中。1日1クリックの応援をよろしくお願いします!
関連記事
スポンサーサイト



コメント

  1. | |

    管理人のみ閲覧できます

    このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://48product.blog135.fc2.com/tb.php/802-40d5d9fe
この記事へのトラックバック