2013年12月02日 08:00
第43回東京モーターショーが閉幕しました。これを書いている時点(閉会4日前)で前回の来場者数を上回る事が確実となったようで、まだまだクルマへの興味や期待はあるんだと感じさせてくれました。

私は平日の朝一番で行ったのですが、もうすでに人気のクルマには列ができていましたよ。前回で言えばトヨタ86のような存在だったのかな。それはホンダのS660です。

ビートの後継車としてファンからの期待も大きい様子。名前は市販時にどうなるかわかりませんが、ホンダの歴史を感じさせる「S」の名前が与えられていました。スタイル自体は2011年に発表したEV-STERのアップデート版。より現実味が出て来ました。

ディスプレイもS360と一緒に並べて。ミッドシップレイアウトなどビートを連想させますが、その血脈を辿ればここなんだよ・・・と。

更に同じブース内には、ホンダが1964年のF-1に参戦する為に開発された日本初のF-1マシン「RA271」も展示してあり、ホンダの本気が伺えます。ホンダが存在する意味みたいなモノを感じさせますよね。

NSXコンセプトも随分と現実味のあるカタチになりましたね。今までのミニバンやエコカー一辺倒な感じは息をひそめ、明確なメッセージを出して来たのではないでしょうか?そう言えばオデッセイとかあったのかな・・・見てないや。

2輪も4輪と同じようにホンダが世界にはじめて挑戦したマン島レーサーのRC142を展示。ホンダコレクションで見た事はありますが、今回はカウルを外してディスプレイされていました。わかってるなぁー。こんな事だけで嬉しいんですよね。

その脇にはリビングレジェンドと言ってもいいかな?マルケスのRC213Vが。このDNAを受け継ぐ市販のオートバイは・・・。ホンダも最近流行の小排気量のスポーツバイクを作ってますが、レーサーレプリカブームを横目で見ていた私の世代から見ると物足りないんだよなぁー。東南アジア生産のシングルやツインエンジンが当たり前のクラスですが、ホンダは日本製の4気筒精密時計のようなエンジンを搭載して欲しいもんです。

枠にはまるな。
かつてのホンダにピッタリなスローガンですね。そんなホンダがみんな好きだった。このメッセージが私達の目に見えるカタチでどうやって提示されるのか?期待しましょう。
「The Power of Dreams」
Jr

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