2014年02月13日 08:00
我らがイサム(ジェイソン・ステイサム)が主演映画。リメイク作品らしいのですが元の方は観ていません。どんな相手でも依頼があれば始末する凄腕の殺し屋が主役。
1997 Chevrolet C3500 Crew Cab Cheyenne

イサム(役名:アーサー・ビショップ)の愛車はCHEVROLETの大きなトラック。洗車なんて一回もしていないだろう硬派な男の道具って感じがグッときます。さらっとこんなトラック乗りたいよな。狭い日本では無理ですが。
1966 Jaguar XK-E 4.2 Litre Series I
※このジャガーの年式など詳細は不明ですが、劇中では上記のシリーズ1が使われていました
殺し屋の映画なのに何故メカニック?って思いますよね。依頼主からのオーダーはインターネットのメカニック求人欄に掲載されるからみたいですね。この世界ではメカニックは殺し屋の隠語です。
実際に彼は趣味でジャガーのレストレーションをしていて、クランクを計測するシーンなんかもでてきます。その他にも神経質に真空管アンプとレコードを扱うシーンも印象的に出てくるんですよ。彼の完璧な仕事ぶりとダブらせるようにね・・・これ以上はネタバレになるので書きませんが・・・
Maserati Quattroporte
この手の映画の悪者にはマセラティが多いですね。イタリア系マフィアだからイタリアン高級サルーンってことになるんでしょうか。フェラーリV8エンジンは走りもいいのでカーチェイスにも説得力がありますしね。キャデラック・エスカレードを前後に引き連れて走るシーンは圧巻です。
2004 Pontiac GTO
Photo by Fred Marty
最後に結構熱いカーチェイスがあるのですが、そこでいい仕事をするのがポンティアックのGTO。昔のマッスルカーの名前で古典的なパッケージ(大排気量V8と後輪駆動)。それだけなら大ヒットしたマスタングやチャージャー、チャレンジャーに300Cなどと同じように人気が出ても良さそうですが、いかんせんGTOなのは名前だけでスタイルは何の変哲もない没個性のクーペですからね。印象が薄いのも仕方がないでしょう。ベースとなったセダンの開発がオペルでクーペの生産がホールデンってアメリカ純血主義者からは石を投げられるでしょうし。
GTOって聞いてFerrariを思い浮かべるか?それとも三菱かPontiacか。それだけでその人の趣味がわかるかもしれませんね。
コンパクトにまとまった良作で、午後のロードショーで出会ったら最高の映画だと思います。はい、察して下さい(笑)個人的にキライじゃないです。
Jr

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