2014年02月14日 08:00

しかし、このカリフォルニアって何なんでしょうね。サニーがワゴンになっただけでカリフォルニア。ステーションワゴンって日本では貨物車にしか見られなくて、それを払拭するようにステーションワゴン文化のある欧米のイメージを投影させたかったのでしょうか?
Ferrari California
Photo by Jeff
車名に地名が入るってのは、地名をから連想させる何かをクルマにも感じ取って欲しいってメッセージなんでしょうね。ただ、カリフォルニアって言われると、ステーションワゴンより、燦々と降り注ぐ太陽の下、オープンカーで走るイメージの方がしっくりきます。2ドア4シーターのラグジュアリーなオープンGTカーみたいな。フェラーリのカリフォルニアはそれにピッタリですね。
2009- Ferrari 458 Italia
フェラーリだと他に458イタリアなんてのもあって、そちらは自国の名前をわざわざ付ける訳ですからイタリアのアイデンティティーがぎゅっと詰まっている感じがして、大陸的なカリフォルニアとのイメージの差別化を伺い知れます。モデナとイタリアのイメージ、ニュアンスの違いなんてのはあるんですかね?
1969 Ferrari 365GTB 4 Daytona Prototipo
Photo by Rex Gray
LEXUS LFA Nürburgring Package
地名の他にも、もっと直感的に訴えるのはサーキットやレースの名前を冠したモデルでしょうか?デイトナやニュルはよく登場しますね。
Renault Megane Sport F1
Photo by Darren Chang
F1に参戦するチームの名前を冠したスペシャルエディションなんかもわかりやすいイメージ戦略かな。クロカン四駆なのにハンドリング・バイ・ロータスなんて書かれちゃうと違和感を感じつつもグッときますよね。
フェラーリについては割と直感的でそのままなのですが(La Ferrariはその究極か?)、意地悪な見方をすると名前でクルマに下駄を履かせるって作戦ですよね?下駄に使われるって事は誰にでもわかりやすい憧れの対象である必要があるって事かな。そう考えると日本メーカーが海外に売る時に「TOKYO」や「AKIBA」、「SUZUKA」って名前を付けたらブランド力があがるんでしょうか?
HONDA S660
新型のNSXはアメリカ生産なのでそれは叶いそうにありませんが、量産車の開発が進んでいるS660(時期ビート)にはS660 SUZUKAかS660 TOKYOがあってもいい気がするのですが、どうですかね?そんな下駄はいらないか(笑)
Jr

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