人間と機械の接点

2014年06月23日 11:36

このblogでも何度か触れている機械の人間の接点のお話。クルマでもオートバイでも自転車でも、人間が触れる部分って大事だと思います。安い価格帯のクルマだからと言ってシートの高さや、ハンドルの位置を調整できないのはおかしいんじゃないか?ってのが私の持論。そのポジションと同時に手触りにもこだわりたい。


過去記事
ドコイヂル?
クルマを着る


ドコイヂル?で例に出したのは自動車のステアリング。エアーバッグが標準装備されてから、お気に入りのステアリングを使う自由はほぼ奪われてしまいました。クルマと人間の接点としては非常に大きな部分なのに。そこで小さなエアーバッグユニットを共通化して様々なメーカーにその規格に合ったステアリングを出して欲しいと提案妄想したんですよ。

st5600.jpg

自転車ではブレーキとシフター(ある意味ステアリングも)の役割を担うデュアルコントロールレバーって部品があります。昔はブレーキレバーの役割しかなかった事もあったりで、手に馴染んだお気に入りの部品を使う事も容易でした。しかし、現在は変速装置とシステムで開発される事になり、同じメーカーで揃える事で能力を発揮するように作られています。これは機械的には正常進化だし当たり前でもあります。他のメーカーをミックスして使う事は推奨されていません。

それなら1つのメーカーでデュアルコントロールレバーのフード部分(ゴムカバー)やレバー形状がいくつかあるとか、リーチが簡単に調整できればいいのですが、それも設定されていません。(一部調整はできるモノもあり)バスケットボールを片手で持てる大きな手の人も、ギターの弦を抑えるのが大変なくらい小さい手の人も同じレバーを使います。これって問題ですよね?足に合わないシューズでマラソンをしますか?

ergopower.jpg

そこで、昔のようにお気に入りの部品を単体で選んで作動できるように工夫しようって研究が行なわれてきました。例えばレバーは握りやすいA社にして、他のチェーンやスプロケットなど消耗部品は入手しやすくてコストパフォーマンスも良いB社にしようとかって話です。

比較しにくい写真で申し訳ないのですが、私のバイクはグロータックさんのイコールプーリーでメーカーの垣根を越えて手に馴染むデュアルコントロールレバーを手に入れました。具体的にはシマノの変速システムに操作部分だけカンパニョーロを導入する作戦で俗に言う"シマニョーロ"ってやつです。
まだ交換したばかりで、束の間の晴れ間を狙って近所を流しただけですが満足度は非常に高いです。それは、操作性等の向上はもちろん、例え相対的に変速性能などで小さなマイナスが出ても自分が大事にしている所があきらかに良くなれば成功だからです。

サドルにペダル、そしてこのデュアルコントロールレバーの3点が自転車に置ける人間と機械の接点。今回のレバー交換で、お仕着せで使う事を余儀なくされていた部品からやっと卒業できた気がします。知らない人が見たらなんて事のない部品交換なのですが、カスタムの醍醐味ってこんな所にもあるんじゃないかな。コダワリの表現ですからね。

Jr


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