2014年09月17日 08:00

憧れのブランドや選手と同じものを手に入れる楽しみも否定はしませんしそれも大好きなのですが、例えばフェラーリに自分オリジナルのマシンを作ってもらえるとしたら(世の中にはそんな人も居ます)どんな仕様にしますか?

自動車をカロッツェリアに頼むのは大変ですけどスチール系自転車なら自分専用マシンをオーダーできます。競輪のフレームが未だにカーボンフレームを認めていない事もあって日本には技術力の高いフレームビルダーがたくさん存在します。
憧れのブランドとして最新のカーボンフレームを送り出すイタリアの工房にスチールフレームをオーダーすることもできますし、最近熱いアメリカのポートランドに点在する新進気鋭のビルダーに頼む事だって現実的な価格で可能(納期はかかりますけどね)。逆に高級カーボンフレームに比べたらリーズナブルな場合が多い。
そんな贅沢な事ができるならいつかやってみたい・・・そう思っていたのですが遂にそのタイミングが私にもやってまいりました。
私の用途、体格、技術、体力に好みなどを考慮してデザインされたスチールフレームです。
このロウ付けにうっとり。ビルダーさんが丁寧にヤスリをかけて仕上げてくれた痕跡が見て取れます。まさしくオーダーメイド(正確にはテーラーメイド、カスタムメイドとかビスポークと呼ぶらしいです)。
何故塗装前のフレームなのかと申しますと、塗装は私の友人のペインターに頼む事にしたからなんです。フレームビルダーさんには生地で納品して頂きました。
私をよく知る自転車屋さんと相談しながらフレームの仕様を決めて、更に自転車屋さんとフレームビルダーさんで詳細の仕様を詰めて製作、そして塗装の仕上げは信頼する友人のペインターに頼む・・・これほどの贅沢ってありますか?高級カーボンレーシングフレームを試乗した時の一漕ぎの感動もなかなかでしたが、それとは違った満足感を得ることができてます。

塗装もあがってこれから組み付けです。この色・・・ヨンパチブログを読んで下さっている方ならわかりますよね?そうです、あれがモチーフです。自分専用ならではの思い入れたっぷりオリジナルグラフィックにデザインしました。
次回はグラフィックと用途に付いて・・・つづきます。
Jr

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